『A CRY FOR THE NEW WORLD

 

オススメ度:97

 

1993年に発表された3rd。

前作のラインナップに、専任VoとしてColin Peelを加えた

『Playing Mantis』完全復活を告げる名盤。

 

ツインGの美しくアグレッシヴなハーモニーが醸し出すスピード感、

Colin Peelの高い歌唱力を加えた事によって復活した湿った情感。

いずれも前作では焦点が拡散して見えなくなっていた、

1st以来彼らを彼らたらしめてきた重要で魅力的なパーツである。

 

一気に聴き手のテンションを高める「Rise Up Again」、

サビのゴージャスなコーラスが曲に込められたメッセージを

ストレートに表現する「A Cry for the New World」、

輝く氷の粒が零れ落ちるような美しいGのイントロから

ドラマティックに激しく駆け抜ける名曲「Letting Go」、

単なる演出効果かと思われたイントロのホーンが

サビでアグレッシヴに顔を出す「Dangerous」、

1stの名曲「Children of the Earth」を想起させる分厚い

コーラスが印象的な「Fight to be Free」、

Keyアレンジが良い味を出す名バラード「Dream On」、

まさに『Playing Mantis』としか言いようの無い

疾走感と燃え盛る叙情性の「Journeyman」と

初めから終わりまで完全燃焼の『Playing Mantis』が味わえる。