『ONE MAN TELL'S ANOTHER』

 

オススメ度:92

 

94年リリースの2nd。

出だしの1曲目「TIME」からマイナーコード主体の

寂寞とした曲調に変化が無いことを知らされて安心する。

 

前作に比べて最も進歩を感じるのは

曲同士のテンションに差が少ない事。

とりあえず、では無く厳選された楽曲が収録されているのが判る。

 

また、サウンドプロダクションの向上によって

音の陰影、メリハリがはっきりとした点も特筆されるべきである。

「KONTIKI」「YOU ARE」等、

前作のようなプロダクションでは魅力が半減していたろう。

孤独感と透明感を同時に感じさせる

LANDBERKの魅力を上手に引き立てている。

 

コンパクトにまとめられた曲構成も良く、

後にプログレ・リヴァイヴァルにつながる

この当時のシンフォ・ブームが決して空虚な物では

無かったことの雄弁な証明となる一作である。