Dir en grey

 

『プライベートガーデン』

 

門を開くと、そこは公園。

といっても鳩や子供たちの居る公園では無くて・・。

狂った王が遊ぶための特別仕立ての公園。

 

生体実験、被虐、加虐、バラバラ死体、生首・・。

 

惨劇の繰り返し。

悲劇の繰り返し。

繰り返しの繰り返し。

 

でも。

繰り返しても繰り返しても。

若き王には聞こえてくるのです。

自らを非難する声無き声が。

父王を殺した自分への嘲りの歌が。

 

血の匂いも嗅ぎ飽きて。

苦痛のうめきも聞き飽きて。

 

止まらない衝動を隠そうともせず。

王は犠牲者達を、

そして自分を、殺し続けるのです。

 

いつか呪縛から逃れる日が、

哀れな王に訪れますように。