『merveills』

 

オススメ度:97

 

1998年発表の3rd。

フロントマンとして絶大な人気を誇った

Gackt在籍時の最後のアルバムでもある。

 

シンフォ、デジタル、フレンチ、プログレハード、

果てはアイドルポップにまで及ぶ音楽のカレイドスコープ。

 

このアルバムに関しては随分と謎めいた見方が

されている。実際、一つの大テーマを表現するための

コンセプトアルバムとして見るか、楽曲の寄せ集め

として見るかで全く評価の違ってくるアルバムであろう。

 

あくまで管理人個人の見解だが、ストーリーの全景自体は

アルバムの2曲目に収録された「Syunikiss」で一応

提示されていると思う。空に帰った愛しい人と、

その面影を忘れられない残された恋人の物語。

 

最終的には失われた物を取り戻すことは出来ず、

残された者は特別な方法で愛しい人と一つになろうとする。

 

二人ははたして一つになれたのか、なれなかったのか。

「僕がここに居続ける事はできないのに」という

「Le Ciel」の歌詞から察すると、結局のところ

空のものは空に、地のものは地に収まったのであろう。