『BEST SELECTION 1993〜1998』

 

オススメ度:84

 

鳴り物入りでデビューしたにも関わらず、

『nuvo:gu』はメジャーシーンで苦戦を重ねる。

 

今にして思えば、彼らのメジャーデビューは

タイミング的にビジュアル系の大ブレイクと

時期がずれてしまって少し早過ぎた感がある。

 

彼らは前作『SENSUAL WORLD』発売後

音源を発表する事も無く1998年に解散する。

 

メジャーデビューか、解散か、どっちだか解らないが

ともかくどちらかの決断が早過ぎたのは確かである。

 

本作はインディー時代からの音源を含めたベストアルバム。

インディーで多大な支持を集めながら

どうしてメジャーで成功しなかったのか、という

疑問を持った方はこのアルバムを聞いてみればよい。

 

とりあえず管理人の考えを書かせてもらえば、

Vo.CHIKAの声質と曲との相性に問題があるような気がした。

良く言えば甘い声質の、安定した、

悪く言えばのっぺりしたヴォーカルの欠点(特に高音部が苦しい)を

カバーして長所を生かすには、もっと構成的に起伏の激しい、

例えば展開の多いバックを主としてVoが底を支えるような楽曲に

チャレンジする必要があったのではなかろうか。

何を書いても後知恵ではあるが、

大好きなバンドだっただけに惜しまれてならないのだ。